はじめに
この記事は、
- タイピングは遅くない
- でも、なぜか成長している実感がない
- 日によって調子の差が大きい
そんな「中級者特有の停滞感」を感じている人に向けて書いています。
実は、この感覚で悩んでいる中級者はかなり多いです。
僕自身もそうでした。
初心者の頃は、
練習すればするほど速くなって、成長がわかりやすかった。
でも、中級者になると、
- ある程度は打てる
- 記録もそこそこ出る
- なのに、ここから先が伸びない
この状態に入ります。
正直、ここが一番しんどいです。
でも、この状態は「才能がないサイン」ではありません。
むしろ、次の段階に進む直前でよく起こる状態です。
僕自身も、
「もうこれ以上速くならないんじゃないか?」
と何度も思いました。
ですが、あとから振り返ると、
伸びていなかったわけではありません。
ただ、
どこが原因で止まっているのか
何を直せばいいのか
それが、自分で見えていなかっただけでした。
中級者が伸び悩む原因は、
才能やセンスではありません。
ほとんどの場合、
- 正確性
- フォーム
- リズム
- 思考
このどれか(または複数)が、
まだ「安定しきっていない」だけです。
そこでこの記事では、
「どうすれば速くなるか」
ではなく、
「なぜ安定しないのか」
を整理するためのチェックリスト形式で解説していきます。
方法論を詰め込む記事ではありません。
まずは、
- 今の自分はどこでつまづいているのか
- 何から直すべきなのか
それをはっきりさせることが、この記事のゴールです。
読み終わるころには、
- 伸びていない正体
- 次にやるべき練習の方向性
が、きっと見えてくるはずです。
中級者が「伸びていない」と感じる正体
結論から言うと、
中級者が感じている「伸びていない」は、
速度が伸びていないのではなく、安定していないだけ
というケースがほとんどです。
例えば、
- 速い時は速い
- でも、毎回同じ速度が出ない
- ミスが増える日がある
こういう状態ですね。
これは、
- 正確性
- フォーム
- リズム
- 思考
このどれか(または複数)が、
まだ安定しきっていないサインです。
なので、次章からは、
「どうすれば速くなるか」
ではなく、
「なぜ安定しないのか」
を一つずつ見ていきます。
【診断】タイピング安定度チェックリスト
チェックの使い方
- YES / NO で答えてください
- 正直に答えるのが一番大事です。(自分に見栄を張らないこと)
- NOが多いほど、伸びにくくなりやすい状態です
※だからといって、ダメという意味ではありません。
「伸びしろがはっきり見える状態」だと思ってください。
できれば、
「なんとなく」ではなく
普段の自分を思い出しながらチェックしてみてください。
正確性編(基礎)
- 正確性が90%を切ることがわりとある
- 同じキーで何度もミスする
- ミスしたあと、連続でミスしやすい
- ミスを取り返そうとして、さらに焦る
この中でNOが多い場合、
速度以前に入力の土台が不安定な可能性が高いです。
正確性が安定していない状態で、スピードを上げようとすると、
ミス → 修正 → 焦り → さらにミス
という悪循環に入りやすくなります。
正確性を安定させる具体的な方法や、
苦手キーの見つけ方、直し方については、
こちらの記事で詳しく解説しています。

フォーム・動き編
- 指が元の位置に戻っていない感覚がある
- 小指がしんどい、疲れやすい
- 長文になると急にミスが増える
- 日によって打ちやすさが全然違う
ここにNOが多い人は、
フォームや動きが毎回バラバラになっている可能性があります。
この状態だと、
- 速い日と遅い日の差が大きい
- 疲れやすい
- 安定しにくい
という状態になりやすくなります。
リズム編
- 速い → 止まる → 速い、を繰り返している
- 苦手キーで必ず一瞬止まる
- 一定のテンポで打てていない感覚がある
- 「流れて打っている感」があまりない
ここに当てはまる場合、
問題はスピードではなくリズムです。
タイピング速度は、
正確性 × リズム
で決まるので、
リズムが崩れていると、どれだけ速く打とうとしても安定しません。
「正確性 × リズム」を意識した上級者思考については、
こちらの記事でより詳しくまとめています。

思考編
- 常に「もっと速く打たなきゃ」と思っている
- ミス = 失敗だと思ってしまう
- 調子が悪い日は練習をやめたくなる
- 記録更新できないとモチベが下がる
ここにNOが多い人は、
タイピングに対する考え方が成長のブレーキになっている可能性があります。
中級者から上級者に進むとき、
この「思考の切り替え」がかなり重要になります。
チェック結果の見方
目安としては、こんな感じです。
- NOが1~3個
もう少しで安定するゾーン - NOが4~6個
典型的な「中級者の壁」ゾーン - NOが7個以上
今のやり方を、少し整理してあげたいタイミング
ここで一つ、大事なことを言います。
これは才能の差ではありません。
ほとんどの場合、
- 意識の向け方
- 練習の順番
がズレているだけです。
原因が見えた時点で、すでに一歩前に進めています。
この原因を踏まえて、少しずつ整えていけば大丈夫です。
じゃあ、何から直せばいい?
全部を一気に直そうとするのは大変です。
なので、優先順位をつけて一つずつ直していきましょう。
優先順位は、次の順番がおすすめです。
- 思考
- 正確性
- フォーム・動き
- リズム
特に最初は、
「速く打つ」より、「止まらず、正しく打つ」
ここを意識するだけで、
安定感はかなり変わります。
それぞれの具体的な直し方は、
別の記事で詳しく解説しています。
全部を一気にできなくても大丈夫です。
一つでも意識が変われば、
タイピングの安定感は確実に変わっていきます。
例えば、
- 正確性を上げたい人
- 練習方法を見直したい人
は、次の記事から読むのがおすすめです。

まとめ
今回のまとめです。
- 中級者の「伸びない」は、ほとんど安定不足
- 原因は、正確性・フォーム・リズム・思考のどれか(またはすべて)
- チェックできただけで、もう成長に向かっている
いきなり完璧を目指す必要はありません。
まずは、
「自分は今、どこが弱いのか」
それがわかれば、
次にやるべきことは自然に見えてきます。
焦らず、一つずつ直していきましょう。
