はじめに
タイピングが速い人を見ると、
「もともと器用なんだろうな…」
「センスが違うんだろうな…」
そう思ってしまうこと、ありませんか?
僕も、初心者の頃は、ずっとそう思っていました。
でも、あるとき気づいたんです。
タイピングが速い人と遅い人の差は、
才能よりも「考え方の差」のほうが圧倒的に大きいということに。
この記事では、
- なかなかタイピングが伸びない人
- 練習しているのに成長している実感がない人
に向けて、
「速い人が当たり前にやっていて、初心者がやっていないこと」
を5つに分けて解説します。
結論|差は「指」じゃなく「意識」にある
最初に結論から言います。
タイピングが速い人と初心者の差は、
- 指の速さ
- 手の大きさ
- 才能
ではありません。
違うのは、
「どこを見て練習しているか」
「何を目的に打っているか」
この2つです。
ここから、具体的に見ていきます。
1,速い人は「スピード」を追いかけていない

初心者の頃は、
- 1秒間に打てる数を増やしたい
- 記録を更新したい
- とにかく速く打ちたい
こう考えがちです。
一方、タイピングが速い人は、
- 今日は安定して打てたか
- ミスの出方はどうだったか
- 同じ動きが再現できているか
ここを見ています。
(もはやこの視点自体が”趣味の領域”です。)
スピードは、
正確性と安定性がそろった結果としてあとから勝手についてくるもの。
だから速い人ほど、
スピードを直接コントロールしようとはしません。
僕の体験談
僕も、3年くらい前まではスピードばかり意識していました。
「速く打てば、そのうち記録も伸びるだろう」
そう思って、ひたすら記録更新を狙っていたんです。
最初のうちは、
たまたまミスが少ない時があって、記録が伸びることもありました。
でも、ある程度まで行くと、
いくらやっても、まったく伸びなくなったんです。
そこで、タイピング大会の動画を見てみました。
すると、
みんな何回やっても記録がほとんど変わらかったんです。
僕は数十回に一回しかいい記録が出ないのに、なぜだろう?
と思ってよく観察しました。
すると、
- 打つペースが一定
- 正確性が異常に高い
この2つが共通していました。
意識を変えた結果
そこから僕は、
- 一定のペース
- 高い正確性
この2つだけを意識して練習するようになりました。
最初は、正直かなり遅くなりました。
記録もガクッと下がりました。
でも続けていくと、
少しずつ安定し始め、気づいたら記録が戻ってきたんです。
しかも不思議なことに、
ペースト正確性が上がると、スピードも一緒に上がってきました。
今では、
- 練習時間は当時の5分の1以下
- でも、スピードは2倍以上
この経験から、僕ははっきり言えます。
「スピードよりも、まず安定」
これが本当に、本当に大事です。
2,速い人は「ミス」を悪者にしない
初心者の頃って、
- ミス = ダメ
- ミス = 集中力不足
- ミス = 才能がない証拠
と思いがちです。
でも、速い人は違います。
ミスを、
「自分の癖が見えるヒント」
として扱っています。
- どのキーでミスした?
- 右手?左手?
- 連続で起きてる?
こうやって、
ミスを感情ではなく情報として処理しています。
情報として処理することで、
「次はこう直そう」
と具体的な改善につながります。
ミスを嫌って避ける人と、
ミスから学ぶ人。
ここで、成長スピードに大きな差が出ます。
3,速い人は「毎回同じ打ち方」をしている
速い人のタイピングをよく見ると、
- 指の動きが安定している
- ほぼ同じフォーム
- 迷いが少ない
という特徴があります。
これはつまり、
再現性が高いということです。
一方、初心者は、
- 日によって打ち方が違う
- 指のスタート位置が毎回違う
- 無意識でごまかしている
この状態になりがちです。
どれだけ練習しても、
再現性がなければなかなか上達しません。
僕の左右差の話
僕は、今でも左手と右手で安定感が違います。
理由はシンプルで、
初心者の頃、左手はちゃんと練習して、右手は適当だったからです。
左手は、
- ホームポジションをベースに
- 自分なりに少しずつ調整
した結果、かなり安定しています。
一方で、右手は、癖がついてしまい、
今も試行錯誤しながら修正中です。
だからこそ、断言できます。
最初から安定したポジションで練習することは、本当に大事です。
4,速い人は「練習量」より「練習の質」を重視している
初心者ほど、
- 毎日〇時間
- 毎日〇回
- 長くやれば伸びる
と思いがちです。
でも速い人は、
- 今日のテーマは何か
- 今日、どこを直すか
これを決めてから打ちます。
10分でも、
目的がはっきりしていれば伸びます。
逆に、
目的のない1時間は、あまり意味がありません。
5,速い人は「昨日の自分」と比べている
初心者はつい、
- 他人のスコア
- SNSの速い人
- ランキング
と比べてしまいます。
もちろん、
「ライバル」を作って練習することは、とても効果的だと思います。
でも、本当に速い人は、
「昨日の自分」
と比べています。
- 昨日より安定したか
- ミスは減ったか
- 同じ文章をラクに打てたか
この視点があるから、
モチベーションが続きます。
比べるなら、
- 自分より少し上の人
- もしくは、過去の自分
このくらいがちょうどいいです。
じゃあ、初心者は何を意識すればいいのか?

ここまで読んでくれたあなたに、
一つだけ伝えたいことがあります。
それは、
「速い人の真似は、考え方からする」
ということです。
- スピードを追いかけない
- ミスを観察する
- 安定、正確性を優先する
- 目的をもって練習する
これだけで、
練習の質は大きく変わります。
まとめ|差は才能じゃなく「順番」
まとめです。
- 速い人は、スピードはほとんど見ていない
- ミスを成長のヒントとして使っている
- 毎回同じ動きを再現している
- 練習の「目的」を明確にしている
- 他人ではなく、「昨日の自分」と比べている
これらは、
特別な才能がないとできないことではありません。
順番を間違えなければ、誰でも身につきます。
もし、
「自分は今、どこができていないんだろう?」
と感じたら、
次の記事で一度チェックしてみてください。

