はじめに|安定しないのは意識する順番が逆だから
タイピングの練習を続けていると、
ある時こんな状態に入ります。
そこそこ打てるようにはなった。
でも、調子がいい日と悪い日の差が大きい。
速さは出る日もあるのに、安定しない。
「もっと練習すれば、そのうち安定するはず」
そう思って続けているのに、なかなか抜け出せない。
この状態にハマっている人は多いですが、
原因ははっきりしています。
意識する順番が逆です。
結論:正確性と安定性は、練習量ではなく「意識」で決まる
最初に結論を書きます。
タイピングが安定しない原因は、
練習量でも、才能でもありません。
速さを意識するタイミングが早すぎる。
これだけです。
正確性と安定性ができていれば、
速さはあとから勝手についてきます。
逆に、正確性が不安定なまま速さを追うと、
どれだけ練習しても、調子の波はなくなりません。
僕自身、かなり長い期間ここで遠回りしました。
なぜ正確性・安定性が先なのか
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理由はシンプルです。
速さは「無理をすれば」一時的に出せます。
でも、それは再現性がなく、
そして、正確性が著しく下がってしまいます。
一方で、
- ミスが少ない
- リズムが一定
- 指の動きが止まらない
この状態は、積み上げれば崩れにくくなります。
安定している人は、
「今日は調子がいいから速い」ではなく、
「いつもだいたい同じ」状態を作っています。
速さは結果であって、土台ではありません。
練習が遠回りになる人が、最初にやりがちなこと

これは僕自身がやっていたことでもあります。
- スコアを毎回気にする
- 速い日を基準にしてしまう
- ミスが出てもスピードを落とさない
こうなると、
「うまくいった日」だけを追いかける練習になります。
でも、その速さは再現できません。
結果として、
「前より打てている気がするのに、安定しない」
という状態が長く続きます。
これは努力不足ではなく、
練習の見方がズレているだけです。
正確性・安定性を作るために意識する3つのこと
ここでは、具体的なテクニックは出しません。
考え方だけを整理します。
1.ミスが出た場所を見る
速さよりも、
「どこでミスが出たか」を見る。
キーなのか、指なのか、リズムなのか。
原因を意識できるだけで、無駄な繰り返しが減ります。
2.速さを落とすことを怖がらない
スコアが下がるのは、一時的です。
正確性を作る段階で、速さは気にしなくていい。
ここを我慢できるかどうかで、
後の伸び方が変わります。
3.同じリズムで打てているかを見る
一文字一文字を丁寧に、ではありません。
一定のテンポで止まらずに打てているか。
この感覚がつかめると、
調子のブレは一気に小さくなります。
「安定してきた」と判断できる目安

安定してきたかどうかは、数字だけでは分かりません。
- 日による差が小さい
- 疲れても大崩れしない
- スコアを見なくても感覚が分かる
このあたりが揃ってきたら、
正確性・安定性はかなりできています。
この状態になってから速さを意識すると、
伸び方が変わります。
まとめ
タイピングが安定しない原因は、
練習量や才能ではありません。
ほとんどの場合、
速さを意識する順番が早すぎるだけです。
正確性と安定性ができていない状態で速さを追うと、
- 調子のいい日だけ速い
- ミスが減らない
- 成長している実感が持てない
この状態から抜け出せなくなります。
一方で、
- ミスが少ない
- 同じリズムで打てる
- 日によるブレが小さい
この土台が先にできると、
速さは意識しなくても自然についてきます。
遠回りに見えても、
正確性・安定性を先に整えることが一番の近道です。
「じゃあ、どれくらい打てれば十分なの?」
そう感じた方は、次の記事で
e-typingのスコアを使った現実的な目安を整理しています。

